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おばはんを見て『普通』とは何かを考える【前振り長め注意!】

2019/04/19

ボヤキ

毎度です、YUUです!

今日はどう考えても、いつも以上にお客さんと色々な話をすることが多かったように感じます。
いや、ペアがおばはんなので忙しい中でそういう状況、だから仕事が中々思うように進まない日でもあったわけで。
いくつか諦めた部分もあったかな、でも必要最低限はやってきたのでまぁ良しとしましょう!
午後の皆さんに投げました(苦笑


お客さんとの会話

常連のお客さんとは結構お話をするようになるのもコンビニの面白い所
他愛のない話や愚痴を聞いてみたり、逆にこっちが愚痴ってみたり。
まぁ最後は結局「お気をつけて~」で送り出すんですが。
結構そういうやり取りを楽しみにして来ているお客さんも少なからずはいます
新年度に入ってから新しく見るようになった顔ぶれも、何人かは他愛のない会話も出来るようにはなっていますね。

でもそこで割り込んでくるお邪魔虫もいるんですよ。
そう、おばはんです。


人のコミュニティに割り込むことはプロ級

今まで見てきて思うのは、おばはんは自分から常連さんと会話まで持っていくということをしている部分を見たことはありません。
YUUさんの場合は、わりとレジを打ったことがあるお客さんでいつも決まった何かを買っている場合には声をかけていますね。
今日は○○どうしますか?」とか「今日は××じゃないんですね?」とか。
そんな感じでやってたら2回目からは相手から話しかけてくれることが多いのですよ。

そんな感じで(大げさな書き方をすると)コミュニティを築いているのですが、おばはんはそのちょっとした会話中に横からズイッと割り込んできます。
それで会話の中心にいるように話しているんだから大したもんですよ。

まぁ急に横から入ってくるので、お客さんも引いて会話はすぐに終わるんですが。
あまりにあっけなく会話が終了するものだから、そのお客さんがお店から出ていくといつも決まってこう言ってきます。

YUUちゃん、仕事いっぱいあるんだからあんまり話しちゃダメだよ~」

そもそも仕事をしない人に言われる筋合いは無いんですが、YUUさんにお客さんとの会話も仕事の1つと最初に先輩面して話してきたのはどこの誰だろうといつも思っていたり。
当時はまだ新入りと言われる立ち位置だったので、とりあえず知らないフリなんかもしていたワケですが……。


今日も今日とて割り込み日和

今日はお客さんと色々なお話をすることが多かったように感じた、とブログの冒頭でも書きましたが、その分だけおばはんの割り込みも多かったのです。
時にはそのまま会話を長く続けることも。
すぐに終わった時には、お決まりの「仕事いっぱいなんだから~」という謎注意。
たぶん自分が長く話していたいだけ、自分の仕事量を減らすために。
実際、仕事があまり進んでいなくてオーナーから大目玉をくらった時も、お客さんとのコミュニケーションが多かったからともっともらしい言い訳をかましているのですから。

ちなみに、お客さんからはおばはんには会話に入ってほしくないという愚痴をコッソリと聞いたことがあります。
「今日はあの人いないの?」という質問から、いないと答えると自分からそうカミングアウトしてくれたので忘れられない(笑





会話に入ってもらいたくないお客さんの声を推理

おばはんの会話で多いのは、「普通なら○○」というおばはんの自論
この『普通』というのが厄介で、これが一体何をもって『普通』としているのかがまったくの謎なのです。

『普通』というのは、イメージとしては「世間一般では」というニュアンスだという風に感じます。
しかしおばはんの使う『普通』というのは、誰がどう聞いてもおばはんの普通であり、世間一般には当てはまりにくいんじゃないのかという疑問が。
そしておばはんの口から『普通』という言葉が出るのは、大抵がお客さんが愚痴をこぼしている時。

コンビニの現場に立って結構長いですが、お客さんが愚痴る時は答えを求めているワケではないと感じます。
本当に必要なのは答えではなく、持っている不満や鬱憤に対しての共感なんだと思うんです。
もちろん答えが欲しいという方も中にはいると思いますが……。

おばはんの場合はすぐに答えに持っていこうとする部分があります。
しかも『普通』というミラクルワードを使って。
さらにタチの悪いことに、その『普通』というのは世間一般の普通ではなく、あくまでおばはんの普通であること。
参考にはなるかもしれませんが、解決には程遠いような……。


普通って何?

でもここまで書いて思うのですが、世間一般では無くともおばはんにとっては普通なんですよね。
本人にとって普通であればそれは普通のことなのであって。
YUUさんの普通とやらも世間一般からは程遠いものがありますよ。
何をもって『普通』とするのか、むしろ何が『普通』なのか、たまにそれを考えることがあります。
色々な普通があって良いと思うんですよ、世間一般向けの普通から個人の普通まで。

ただ、それらを個人に強要、もしくはあたかも正しい事のように言うのはいかがなものかと思ったりもします。
誰しもが違う性格や容姿をしているように普通も人それぞれで良いとは思うんですが、考えれば考えるほど分からなくなるんですよ、『普通』ってのは。



という訳で、最後の辺りはなんだか哲学っぽくなってしまいましたが。
どうもこのコンビニというジャンル(?)で普通について考えだすと、いつも『コンビニ人間』(著:村田沙耶香)という本が出てくるんですが。

これを読んだ時も普通って何だろうって考えていましたね。
最終的にどうでもよくなって(考えるのが面倒になって)、人それぞれで良いんじゃないの? という結論に無理やり持っていきましたが(苦笑
サクッと読めるからまた読んでみようかなぁ……。
という、リアルコンビニ人間のYUUでした!

ではでは(‘ω’)ノシ

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