落とし物でホワホワ

毎度です、YUUです！

 

コロナ禍とは言っても、やっぱり落とし物は普段より増加していたというのは今年も同じでした。

ご丁寧に落としていないかという問い合わせがあったり、誰かの落とし物を心優しいお客さんが持ってきてくれたり、なんでそんなもの落としてるのと言うようなモノまで上がってきたり……。

そんなコロナ禍のゴールデンウィークの落とし物、それでもホッコリするような出来事もあったワケです。

今回はそんなお客さんネタを書いていこうと思います。

 

 

荷物を入れている時に呼び止められる

YUUさんが退勤する直前だったかな、荷物が届いてそれを棚に入れている時でした。

普段より若干多いかなと感じる量の荷物でしたが、ゴールデンウィーク中ということもありお客さんもそれなりに店内を歩いているような時間帯です。

お客さんに通路を譲りながら、買い物の邪魔にならないように普段より不規則な入れ方をしていたり、何ならレジに呼ばれたり……。

荷物の量はそれほどでもという程度ですが、やっぱりお客さんが歩いていると時間はかかるものです。

 

で、そんなときにお客さんから呼ばれるんですよ。

しかも名指しで。

振り向いて見ると、なんと小学校高学年くらいの女の子が4人程YUUさんを見ていたのです。

そんなロリ無邪気な瞳で見られるのには慣れてないですけど、それよりも名前を呼ばれたということに驚き。

ネームプレートには確かに苗字が書いていますけど、荷物を入れている最中だとまず読めない。

下手すれば「何て読むの？」とか聞かれるような苗字ですし、まぁこれは置いておこう。

まぁ兎に角、自分から名乗ることも無いですし、それなのにダイレクトに名前を呼ばれたというのには驚きでした。

たぶんキョトン顔だった（笑

 

 

そんなことでわざわざ来てくれたなんて、なんてステキな子達

そんなキョトン顔のYUUさんを前に、女の子の1人がオドオドしながら口を動かしてこう言ってきたのです。

「あの、カギを拾ってくれてありがとうございました！」

って。

そしたら他の女の子たちも同じように「ありがとうございました」なんて言ってくるワケで。

カギと言われても、一瞬何のことかサッパリでした。

けど、確かに落とし物でキーホルダーの付いたカギは上げていました。

いつの間にか無くなっていたので取りに来たのだろうと思っていましたが、そうか、あれがこの子のカギだったのか。

 

たぶん1人で言いに来るというのには心細かったのでしょうか、お友達も一緒に来てくれて、しかもそのお友達までお礼を言ってくれるなんて……。

もしかすると親御さんにお礼言って来いと言われたのかもしれません、でも本当にわざわざ言いに来てくれるなんて思っていなかったので。

なんやかんやで文句を言われたりクレームをつけられたりすることはあれど、お礼やお褒めの言葉とやらは本当に珍しい界隈、しかも小学校くらいの子が言いに来るというのはYUUさん史上初。

ちょっぴり、どころか小躍りしたくなるほど嬉しかったのは正直なところです。

 

 

より良い関係を築くには良い

コンビニというのは、地域に根付いたお店という解釈が出来ます。

家の近くだったり、職場の近くだったり、いつも通る道でいつも立ち寄っていたり、フランクに入りやすい所です。

そういった所でそこの店員さんを良くするのは、こういった部分も1つあるんだろうなと感じました。

何しろ件の後、変にテンションの上がったYUUさんの荷物を入れるスピード早くなってた（笑

しかもホワホワしてるせいか、普段の何割増しかで接客スタイルが良かったという自負がある（単純だから

 

簡単な一言だけでも良いんですよ、ストレートに「ありがとう」とかで。

多分ね、店員さんってそれだけで嬉しいものですし、それだけで頑張れるものなんですよ。

だから（コンビニに限ったことではないですが……）よく行くお店ではそんな一言を出してみてはどうでしょうか、という提案（笑

それだけでもお店との距離はグッと縮まると思いますよ。

 

 

 

と言う訳で、落とし物でホワホワしたお話でした。

最後の最後にこんなことを書くのもどうかと思うのですが、拾ったのは確かにYUUさんでしたが名乗った覚えはありません。

なのにどうして名前が割れていたのか……！

あとから色々調べてみましたが、どうも午後にヘルプで入っていたイケボさんがイタズラで喋ったようで。

プライバシーもヘッタクレも無いな！

でもお陰で気分は良かったですよ。

女の子たちに対しても、カギが見つかって良かったねって、退勤を押した後もしばらくそんな感じでしたから。

 

ではでは(‘ω’)ﾉｼ